GDevelop 5.6.286リリース:プロジェクト管理のフォルダ化、AI連携強化、3D水エフェクト追加など
GDevelopの最新バージョン5.6.286がリリースされました。今回のアップデートでは、プロジェクト管理機能の強化が目玉となっています。
プロジェクトマネージャーにフォルダ機能を追加
大規模なゲーム開発において、シーン、外部レイアウト、外部イベント、ゲームテストなどが多数存在する場合、プロジェクトマネージャー内での整理が課題となることがありました。このバージョンから、フォルダ機能が利用可能になり、これらの要素を階層的に整理できるようになりました。これにより、プロジェクトの可視性が向上し、管理が容易になります。
ローカルAIエージェント「MCP」との連携
実験的な機能として、ローカルAIエージェントとの連携(MCP接続)が追加されました。これにより、Claude CodeやCodexのようなAIエージェントをGDevelopのツールに接続し、ビルド、デバッグ、学習といった作業をAIと協力して行うことが可能になります。この機能は、AIを活用した開発ワークフローの可能性を広げるものです。
3D水・液体エフェクトの導入
3Dゲーム開発者向けに、すぐに利用できる3D水オブジェクトがアセットストアに追加されました。シーンに3D水オブジェクトを追加する際に、あらかじめ用意されたバージョンを選択できるようになり、開発の手間が省けます。これらのオブジェクトは、3D地形オブジェクトやその他の3Dゲーム要素と組み合わせて使用するのに適しています。
その他の改善点とバグ修正
その他、ゲームテストの信頼性向上、ビヘイビアのネットワーク同期設定の追加、3Dライティングにおけるシャドウアクネの改善、カスタムオブジェクト/ビヘイビアのプロパティ表示順序の整理、2Dレイヤーやオブジェクトへのエフェクト追加、カスタムオブジェクト境界間の変換機能の追加、3Dレンダリングのパフォーマンス改善、プロジェクトのロード・セーブ速度の向上などが含まれています。また、複数のバグ修正も行われ、安定性が向上しています。