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GitHub リリース
GDevelop 5.6.269:3Dライト機能追加と各種改善
GDevelopのバージョン5.6.269がリリースされ、3Dゲーム開発における表現力が向上しました。
💡 新機能:3Dライトオブジェクトの追加
今回のアップデートでは、「3Dスポットライト」と「3Dポイントライト」という2つの新しいオブジェクトが追加されました。これにより、3D空間内での光源表現がよりリッチになり、ゲームのビジュアルクオリティを高めることが可能になります。これらのオブジェクトは「新しいオブジェクト」ダイアログから追加できます。
ノート
3Dライト、特にシャドウを生成するライトはGPU負荷が高くなる傾向があります。多数のライトをシーンに追加してもパフォーマンスが維持できるよう、エンジンはカメラから遠いライトを自動的に非表示にする仕組みを備えています。デフォルトでは、最大20個のライトオブジェクトと4個のシャドウキャストライト(カメラに最も近いもの)が表示可能ですが、この制限はドキュメントで詳細を確認できます。
💝 その他の改善点
- イベントシートのデザイン刷新: ユーザビリティとアクセシビリティ向上のため、イベントシートのデザインが変更されました。色合いが調整され、境界線やコメント/グループのハンドル部分に改良が加えられています。
- デフォルト変数の文字列値の不具合修正: これまでデフォルトで文字列変数の値が空ではなく「0」になっていた問題が修正されました。以前のバージョンから移行したプロジェクトでは、互換性を保つために新しい挙動へのアップグレードオプションがプロジェクト設定に追加されています。
- 2Dライトの衝突判定パフォーマンス向上: 2Dライトの衝突計算が改善され、パフォーマンスが向上しました。
- 3Dオブジェクトのベクトルコンポーネントへのアクセス: 3Dオブジェクトのフォワード/アップ/ライトベクトルの各コンポーネントにアクセスできる式が追加されました。これは主に3D空間でオブジェクトを操作する拡張機能開発者にとって役立ちます。
- オブジェクトリソースのシーンからの独立読み込み(実験的機能): オブジェクトのリソースをシーンの読み込みとは独立してロードできる実験的な設定が追加されました。これは、メモリ使用量を細かく制御したい大規模なゲームや低スペックデバイス向けの高度な機能です。リソースの読み込みタイミングを遅延させ、必要に応じて手動でロードすることが可能になります。
これらの新機能と改善により、GDevelopでのゲーム開発体験がさらに向上することが期待されます。